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自然や生活の中で、五感(見る・聞く・味わう・嗅ぐ・触れる)を使って感じとること。
幼児期にこそ育みたいことのひとつに「感じる」心があります。子どもたちは、この世界
に生まれた瞬間から五感を使って多くのことを学び、その体験は体が記憶します。知識よ
りも前に、体を通して感じる体験、心に響くモノ・コトに出会ってほしいと考えます。
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「なぜ」「どうして」と自分なりに考えること。
五感を通して感じた体験を重ねていくと、これまでの体験と比較するなどして、「おもし
ろいな」「すごいな」「どうして」と思うようになります。子どもたちにはそれぞれ、出
会ったモノ・コトにゆっくりじっくりと向き合う時間やタイミングまたペースがあります。
一人ひとりの「みつめる」時間を大切にしたいと考えます。
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「こうかな?」「どうなるのかな?」「こうしてみよう!」と
自分で決めたことをとことん追究し、のびのび表現すること。
心に響くモノ・コトにじっくり時間をかけて向き合っていくと「こうかな?」「どうな
るのかな?」「こうしてみよう!」と考えたり、工夫したり、試したりするようになり
ます。さらに友だちと共有することで、自分にはない考えに触れ、新しい考えを生み出
す楽しさや面白さを感じるようになります。仲間がいるからこそできる、豊かな生活・
遊びを創ってほしいと考えます。
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この3つの体験は、単独で繰り返されたり、3つが順を追ったりすることで、子どもたちの中に積み重な
り、その先に「自信と意欲を持って遊びを創りだす子どもたち」が育ちます。また、この3つの体験の土台
となるのが、【神秘さや不思議さに目を見張る感性】です。この言葉は、レイチェル・カーソンの著書<セ
ンス・オブ・ワンダー>に記されています。この中でカーソンは次のように述べています。<「知る」こと
は「感じる」ことの半分も重要ではない・・・>と。これはまさしく旭ヶ丘幼稚園が目指す子どもたちの姿
です。幼い子ども時代こそ、知識よりも前に「感じる心」を育て、深い感受性やゆたかな情緒をはぐくむ土
壌を耕すときであると考えます。 |
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